テノックス九州の地盤改良工事

独自技術の共回り防止翼を装着した攪拌装置により、原位置で地盤とセメント系固化材を攪拌混合し、軟弱地盤を固めて良質地盤に改良する工法です。建築物の基礎地盤改良工法のパイオニアであり、また、「建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針」(日本建築センター)の制定に参画しており、テノコラム工法は、この指針に則って施工しますので安心してご採用頂けます。

テノコラム工法は、(財)先端建設技術センターの「技術審査証明」を取得しており、ロームや有機質土を含めたすべての土質について「改良強度」を確認し、また、自社開発の施工状況をリアルタイムで管理することができる施工管理システムを導入することにより、人目に触れることのない地中工事の信頼性を高めることに成功し、ユーザー様からの厚い信頼を得ております。

本工法は主に建築物の基礎地盤改良として用いられており、戸建て住宅、集合住宅から大規模ショッピングセンターや超高層建築物まで膨大な実績があります。また、免震建物等基礎にも多くの採用実績があります。テノコラム工法を基礎に採用したすべての建築物は「阪神大震災」「新潟中越地震」「能登半島地震」「新潟中越沖地震」といった大地震においても無被害であり、本工法の信頼性が改めて実証されました。


地盤中に改良体を構築します。
改良径:単軸型 Ø600 ~ Ø2600mm
2軸型 Ø1000 ~ Ø1300mm
改良深度:標準改良深度 10m以浅
改良強度:500~5000kN/m2
(土質条件により変わりますのでご相談ください)


1.攪拌装置をコラム心にセットし、回転させます。
2.所定空掘深度まで掘進します。(空掘掘進工程)
3.固化材液を吐出しながら、掘進します。(注入掘進工程-攪拌混合→改良)
4.注入掘進工程(攪拌混合→改良)が完了したら、固化材液の吐出を停止し、ロッドの回転方向を逆転した後、引き上げ工程(攪拌混合)を開始します。
5.テノコラム施工を完了します。

阪神大震災でのテノコラム物件
被害の大きかった地域を中心に物件調査を行った結果、調査できた34件すべてにおいて無被害でした。
【阪神大震災被害調査 テノコラム基礎建造物調査報告書(掘起し調査編)】


テノガレードのが紹介

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共回り防止翼は、最もシンプルな構造で堀削径より大きな長さの共回り防止翼が堀削ロッドに対して回転自在に装着されており、攪拌混合装置が地中にあるときは共回り防止翼は堀削翼より長いためその先端部分がコラム外周地盤の抵抗を受けて回転することができず静止します。その動作により共回り防止翼が恰もミキサーのジャマ板のような働きをし、堀削土塊が確実にせん断されるため、スラリーとの良好な攪拌混合が行われます。


2010年

大牟田某ショッピングモール基礎工事

大口径コラムの施工事例

限界高さが低い場合の施工事例