ガンテツパイル工法(鋼管ソイルセメント杭:NETIS登録番号KT-980188-V)は、地盤にセメントミルクを注入攪拌混合して構築される固化体(ソイルセメント柱)と外面突起付鋼管(リブ付き鋼管)から構成される「合成杭」です。
※セメントミルクの単位体積重量と被圧水の圧力バランスを検討する必要があります。
原地盤の土をその位置でセメントミルクと攪拌して固化体を造成するため周辺地盤を緩めることがなく、先端スライムの発生がないので支持力性能が優れています。
これまでの鉛直載荷試験の結果から大きな周面摩擦力度が安定して発揮する事が確認されており、支持杭のみならず、摩擦杭としても高い適用性を有します。なお、ガンテツパイルの工法詳細については【ガンテツパイル工法協会http://www.gantetsu-pile.info/】をご参照ください。
※杭仕様(杭径、杭長)及び施工地盤条件(地層構成、地盤N値)や施工敷地条件(敷地幅、杭頭制限、搬入経路)等を考慮し、施工性・経済性に適した施工方法及び施工機械を選定することが重要となります。
※特殊施工条件にてガンテツパイル工法の施工検討を行う場合、杭仕様及び施工地盤条件、配合条件、機械配置条件、周辺環境条件を考慮し、詳細なデータをもとに個別の検討が必要となりますのでご相談下さい。